料理上手は冷蔵庫の少ない材料で美味しい料理が作れるように、英語上手は自分が持っている少ない語彙力でもコミュニケーションが取れるようになります。
もちろん、料理にしても英語にしても材料が大いに越したことはないですが、少なくても少ないなりに何とかできるのが「上手な人」と言えるでしょう。
では、最低限の材料でそれなりの英会話ができる人になるためにはどうすればいいのでしょうか?
そのコツは「会話でよく使われる単語やフレーズを先に覚えておく」ということです。
料理上手は英語上手?
冷蔵庫の残り物で料理を作るにしても最低限必要な材料はいりますよね?
例えばチャーハンを作ろうと思っても、冷蔵庫にご飯や卵がないとチャーハンは作れません。
その最低限の材料、それが「会話でよく使われている単語やフレーズ」です。
しかし、逆を言うとその最低限の材料があればチャーハンが作れるわけですし、コミュニケーションを取ることもできるのです。
しかも、その最低限の材料となる単語やフレーズというのは、初級的で簡単な単語で話せるものが多いです。
例えば、子どもの喧嘩を思い出してもらうとわかりやすいのですが、怒って感情がたかぶってくると単純な単語しか言わなくなります。
「バーカ」「アホ」「お前の母ちゃんデベソ」とか単純なフレーズしか言いません。
それでも感情を伝えることができていますよね?
僕らは感情を伝えるだけなら単純な言葉やフレーズで伝えることができるのです。
感情を伝えるのにボキャブラリーはいらない
もっと細かい心情や論理的な説明をするためにはたくさんの語彙が必要ですが、感情だけを伝えようと思えば日本語でも英語でも必要な単語数は減っていきます。
日本語も同じで、自分が日常的に使っている単語を思い出すとそこまで多くはないはずです。
それでも会話ができていますから、英語も同じように日常的に使う単語やフレーズを先に覚えておけば、旅行やお店での注文、友達や仕事などでも、そこで覚えた単語やフレーズは必ず大きな武器になります。
ですので、まずはそれを覚えましょう。
英単語を3000語も5000語も覚える必要はありません。
会話の中で一番よく出ると言われている『60個の王道パターン』を覚えるだけで、1日2個のフレーズを覚えることを1ヶ月続けるだけで、今よりももっとスムーズに会話ができるようになりますよ。
たった1ヶ月だけ、毎日2個のフレーズを覚える。たったそれだけで、英会話の抑えておくべきワードやフレーズを身につけることができるので、その後の英語学習のモチベーションも落ちません。
→ 普段着の英語で勉強するのが、ヤル気やモチベーションが続くコツ
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